人気ブログランキング | 話題のタグを見る

平和と暮らしを守る、そのために。


by tokutome_m
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

ジャーナリスト堤未果氏、「伊藤塾長」伊藤真氏など各氏による「リレートーク」に学ぶ

 22日開催の自由法曹団東京支部35周年記念の「リレートーク」とレセプションに参加。レセプションには笠井議員、古館都議も参加しました。
 「リレートーク」には、アメリカの実態に詳しいジャーナリスト堤 未果氏、司法試験で人気の「伊藤塾」塾長である伊藤真氏、首都圏ユニオン前委員長の伊藤和巳氏、都教組書記次長の児玉洋介氏の4氏が講師として参加。憲法と「格差・貧困」をテーマに、それぞれリアルな実態や経験をふまえて講演しました。
 各講師の講演内容は、どれもたいへん興味深く、日本の現状を打開するうえで考えさせられる内容ばかりで、とても勉強になりした。 
 とくにアメリカの格差と貧困の実態を紹介しながらの堤氏の講演は、いま日本で広がっている「格差と貧困」の実態が、アメリカでは、すでに先取りして進行しており、これを日本に持ち込もうというのが新自由主義の内容であること、その危険な内容がよく理解できました。 
 そして、このやり方がアメリカでは戦争政策と結びついて、若者などが志願兵として積極的に軍隊に入隊し、イラク、アフガニスタンなどの戦場に送り込まれている実態が紹介されました。
 アメリカでは徴兵制がなくとも、貧困に落ち込んだ人達が、生きる糧を求め、医療費の免除、大学進学と学費の確保のために積極的に軍隊に入隊している実態が広がっていること。さらに民間会社が、こういう貧困層を派遣社員として募集し、戦場に送り出す戦争の民営化まで進んでいることなどは、日本の現状も決して他人事ではないと痛感しました。 
 こうした現状の打開にとって、国民の側から見れば、憲法と選挙での一票が大きな武器になるという指摘は、重要だと思いました。
by tokutome_m | 2008-02-23 22:34